ささえる、つなげる、創造する ふじのくに文化情報センター

2018 年 8 月 4 日

ふじのくに文化情報フォーラム2018 個別テーマ実践プログラム 第3回 開催しました!

7月29日(日)、“アイデアを実践に結びつける手法を学び、地域の課題を解決するワークショップ”第3回目を開催しました!

ワークショップを進めるプロジェクトはこの3つ。
①「地域のアーティストとまちをつなぐ」(三島市)
②「東海道で綴る、ワタシ旅」(静岡市)
③「地域の課題を現代アートで解決する」(掛川市)

第3回目の今回はワークショップの集大成、「アイデア地図と実行計画の作成」です。

前回までに作成した、第1回の「問題意識地図」第2回の「資源写真地図」をもとに、今回は、“では、具体的にどのような事業ができそうか” を考え、そして “それを実現させるための実行計画” をみなさんで作っていきます。

 
〈解決アイデア出しとイラストアイデアカードの作成〉
まずは、それぞれが考えきたアイデアをグループの中で共有し、そのアイデアをイラストにしていきます。
色鉛筆で絵を描くなんて○○年ぶり、という方もいらっしゃったのでは??
アイデアをイラストにすることで、実現のイメージがより鮮明になります。

 
〈地図の作成と優先度評価〉
作成したイラストアイデアカードを模造紙に並べ、グループ化、関係性づくり、グループごとにタイトル付けをし、「アイデア地図」を完成させます。
地図づくりの作業は3回目ということで、みなさん作業手順に段々と慣れてきたでしょうか。
そして、アイデア地図が完成したら、“どこから優先的に取り組むのか”、グループのみなさんの投票で優先度を付けます。

 
〈実行計画の作成〉
「アイデア地図」が完成して終わりではありません。実現のために大事なのは実行計画の作成!
実行計画表では、そのアイデアの「難易度」、「緊急度(いつまでにやるか)」、「役割分担(誰が主体的にやるのか、どこと協働するのか)」を話し合いながら決めていきます。
そして、計画がまとまったら、今後の実行に向けて、メンバー同士で役割分担、進め方の打合せ。(これも疎かにしがちですが重要ですよね)

 
最後にリーダーの皆さんに発表をしていただき、これで全3回のワークショップは終了。

これまで、何となくアイデアを出して、それを進めていこうとしても、実現までたどり着けないということがあったような…。
このワークショップは、ついつい事業を企画する時に疎かにしがちな行程一つ一つを確実に押さえていくことの重要性を、改めて感じさせてくれる機会にもなりました。
3月の「ふじのくに文化情報フォーラム2018」から生まれたプロジェクトが、ワークショップを通じて、実現に向かって行こうとしています。中にはもう既に動き始めているものも!

ワークショップで出た、数々のアイデアもこれからどのように形になっていくのか、この3つのプロジェクトにこれからも注目していきたいと思います。

講師の山浦晴男先生、アシスタントの深野裕士先生、
そして参加者のみなさん、ありがとうございました!
 

 

ふじのくに文化情報フォーラム2018 個別テーマ実践プログラム

◎ワークショップ スケジュール
【第1回】『問題意識地図の作成』
テーマごとに活動に関する課題や悩み、これから始めたい事などを意見交換し、「問題意識地図」
を作成します。

【第2回】『資源写真地図の作成』
各自が集めてきた写真を使用して分析をおこない、それぞれの地域における実態を把握します。

【第3回】『解決策地図と実行計画の作成』
実態把握を踏まえ、各自がイラストアイデアを持ち寄り、解決策地図を描き出します。
それを基に、実行計画を作成します。

◎プロジェクト
【1】「地域のアーティストとまちをつなぐ」(三島市)
三島市を中心とした県東部地域の文化・芸術活動を支援し、地域のアーティストが日常的に
活動できる街をつくる。
★グループメンバー:アルテ・プラーサ 坂田芳乃 ほか

【2】「東海道で綴る、ワタシ旅」(静岡市)
東海道の魅力を再発見し、多くの人たちに東海道を楽しんでもらうための、静岡市内の各宿場
エリアを中心とした地域づくり。
★グループメンバー:丁子屋14代目 柴山広行 ほか

【3】「地域の課題を現代アートで解決する」(掛川市)
掛川市北部の山間地、原泉地域において、現代アートの展示やアートプロジェクトによる地域課題
の解決や地域活性をする。
★グループメンバー:原泉アートプロジェクト 羽鳥祐子 ほか


講  師:山浦晴男(情報工房代表)
1948年長野県生まれ。中央大学卒。文化人類学者川喜田二郎氏のもとでKJ法の研究と普及に20年間従事。その後情報工房を設立、企業・行政・医療機関の人材育成や組織活性化、地域再生支援に携わる。現在、情報工房代表、千葉大学大学院特命教授、山梨県立大学大学院・名桜大学大学院・山口大学の非常勤講師、地域生存支援LLP組合員、看護質的統合法(KJ法)研究会顧問。著書に『地域再生入門 寄りあいワークショップの力』(ちくま新書、2015)、『住民・行政・NPO協働で進める 最新 地域再生マニュアル』(朝日新聞出版、2010)、『質的統合法入門 考え方と手順』(医学書院、2012)など。

 

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