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2018 年 12 月 10 日

未来への志を育む講演会(第1回)

人工知能が大発展する一方で地球環境の課題が拡大する今日、この先の見えない時代に「社会の第一線で新しい時代を拓こうと挑戦されている方々」への講演は「次代を担う若者たち」に希望と勇気を与え、彼らの未来への志を育みます。

未来へはばたく希望と勇気を与えるための公開講座『未来への志を育む』講演会が12月1日(土)に静岡市葵区の静岡雙葉学園で開催されました。
講師は慶応義塾大学大学院政策メディア研究科教授、蟹江憲史さんです。

講演のテーマは『SDGs:あしたの地球」のために「いま」取り組むべき課題』。SDGsについて詳しく講演されました。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
「持続可能な開発目標(SDGs)」は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2016年から2030年までの国際目標です。17目標、169ターゲット、230指標が掲げられ、世界193カ国が合意しています。
17の大きな目標の中身は以下のとおりです。

1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロ
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよ
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。
社会が抱える課題の多くは、様々な要因が複雑に絡まり合っているため、物事を多角的に捉える視点も必要です。
SDGsが掲げる17の目標は、17の異なる視点から物事をみる指標にもなります。

夏の暑い日、脱水症状にならないようにと購入したペットボトルの水1本から、「リサイクルをしなければプラスチックゴミになること」「それをポイ捨てすれば海の環境汚染を引き起こしかねないこと」「暑さから体を守るために買ったはずの水が、石油資源の容器を使うことで温暖化を招く要因になってしまうこと」などが総合的にみえてきます。
だから、「自分の興味・関心がどの目標に当てはまるか」だけではなく、「自分の興味・関心を17の目標に照らし合わせたとき、何がみえてくるか」という視点を持つことが大切です。

SDGsはいわば解答のない問題集です。でも、とてもポジティブな問題集です。目標はあるけれど、ルールも罰則もありません。やり方を自由に決めることができて、誰とでも結びつくことができます。
自分が持っているものと、他の人が持っているものが補完し合い、思いもよらなかった広がりを持つ可能性もあります。考える力を刺激し、社会を変革していくためにも、若者たちがSDGsに取り組む意義は大きいと思います。

蟹江先生のプレゼンテーションは、非常に解り易く、ユニークな語りで、地球の未来について、若者たちと一緒に考えていきたいという、先生の熱い思いを感じるすばらしい講演会でした。

文化情報サポーターS.I

Filed under: 未分類 — admin @ 8:59 PM
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