2019 年 8 月 14 日
今年も「個別テーマ実践プログラム」を開催しました!
昨年に引き続き、“アイデアを実践に結びつける手法を学び、地域の課題を解決するワークショップ”を、この5、6、8月に開催しました。
今年はこちらの皆様にご参加いただきました↓
A「南伊豆町子浦の路地歩きで文化を紡ぐ」/NPO法人伊豆学研究会 橋本敬之
B「夜景電車とまち歩きから発信する地域の魅力」/フジパク 地域応援ボランティア 鈴木秀実
C「誰もがダンスに参加し、人生を豊かで素敵に過ごすために必要なこと」/Dance Celebration 野沢夕紀子
ファシリテーターは、昨年同様、情報工房の山浦晴男さん。
長年KJ法の研究と普及に従事され、情報工房設立後、全国各地で地域再生に携わっていらっしゃいます。
そしてアシスタントには、裾野市でご活躍中のマチテラス製作所・深野裕士さんです。
第1回目は、はじめに、山浦先生に住民主体での地域づくりの必要性やその事例をご紹介いただきました。
ワークショップでは、山浦先生の手法を用いて「問題意識地図の作成」を行いました。
<意見交換と意見カードの記入>
まずは、それぞれのプロジェクトについて、参加者それぞれが考えていることを付箋に書き出し、意見カードをつくります。
<問題意識地図をつくる>
意見カードを模造紙に貼っていき、カードをグループ分けし、グループに表札をつけ(要約する)、それぞれの関係性を記号で表し、地図を完成させます。
そして、最後にプロジェクトごと、完成した問題意識地図の発表をします。
普段自分が行っている活動の中で、なんとなく「もっとこうできたらいいのにな」「こんなことしたいな」という気持ちがありませんでしょうか?
でも、なかなかその問題に向き合う時間が取れなかったり。
このワークショップでは、その問題に正面から向き合い、仲間たちと一緒に解決していく作業になります。
実際やってみたメンバーの感想で、「自分たちが抱えている問題が明確になり、具体的にどうしていけばよいかの道筋が見えた」といったものも。
5時間ほどのワークはあっという間に終了を迎えました。
第2回は「資源写真地図の作成」。
次回までに参加者それぞれが、地域の情報を写真取材をしながら集めてきて、更に具体的なところに踏み込んでいきます。