ささえる、つなげる、創造する ふじのくに文化情報センター

2020 年 2 月 22 日

ふじのくに文化情報フォーラム2020春 開催レポート

県内で文化活動に取り組む人たちが集まり、年2回開催しているふじのくに文化情報フォーラム。
2020年2月11日(火・祝)に開催した第7回目は、「あなたの「好き」で文化が変わる!?」をテーマに、参加者がワークショップを通して、「好き」の持つエネルギーを体感する場となりました。

はじめは、ファシリテーター・天野浩史さん(NPO法人ESUNE)と、ふじのくに文化情報センター・平野雅彦センター長によるトークセッション。
人の持つ「好き」の魅力のお話と共に、では「好き」とは何なのかという問いが出ました。

そんな自分の「好き」とは何なのかを探るべく、天野さんのファシリテートで「自分スケッチと水やりダイアログ」を実施。
A3の紙に、自分の名前をスタートとして好きなものや得意なものを連想し書き込み、書き終わったら周りの人たちと対話、「好き」の魅力を共有すると共に、参加者が自分の「好き」に気付いていきました。

次に、既に「好き」から活動を実践している、NPO法人 伊豆学研究会・フジパク 地域応援ボランティア・Dance Celebrationによる、実践プログラムワークショップの取り組み発表を行いました。
KJ法の研究と普及を行っている山浦晴男さんのワークショップに参加した3組による、ワークショップの内容と自身の活動団体の紹介を兼ねた発表でしたが、それぞれが、地域活性や暮らしを豊かにするためのユニークな活動をしていて、参加者からも「参考になった」という声が出ました。

後半は、メインイベントの、10組のリーダーによるワークショップ!
今回は様々なジャンルのリーダーがワークショップを用意し、参加者は興味あるものを2つ選んで体験しました。
参加者同士、体験を通して交流を深め、また、各リーダーの「好き」に触れて新しい世界をを知る機会となりました。
参加者の中にはこどももいて、ワークショップ終了の時間を迎えても夢中になってやっている姿に、「好き」の持つエネルギーを垣間見ました。

ワークショップを体験した後は、参加者の「好き」を通して、体験したワークショップがもっと面白くなる「進化」する対話を、リーダーと行いました。
「旅行が好きなので、体験した抹茶を点てることを、いろんな場所でやったら面白そう!」、「いろんなジャンルの音楽を流しながら身体を使ってみると、新しい身体の動きが見つかるかも」など、リーダーも驚くような意見が次々と登場、ここでも「好き」から見える景色が違うと発想も様々にあるという面白さを実感しました。

その後のフリーセッションから、最後は「分かち合いとまとめ」に。
参加者はフォーラムを通して様々な「好き」に触れ、その可能性に感動すると共に、「好き」のエネルギーは心の支えにもなることを実感しました。
多くの出会いや交流もあり、早くも、新しいプロジェクトが生まれようとしている人たちも!
「好き」で繋がると、動きも早いです。

身近にある「好き」という気持ちに、じっくり時間をかけて向き合ってみるということは、簡単なようで難しかったりします。
10歳未満から70歳代まで、123名が参加した今回の「ふじのくに文化情報フォーラム2020春」、とても有意義な貴重な時間となりました。

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●ワークショップ詳細●

①漆畑ゆう子「変身大作戦!」
木の実・野菜・植物・ゴミ。いろいろな素材を使ってアクセサリーや装飾品を作るワークショップです。最後に出来上がった作品を身につけて、いつもと違う自分に変身します。

②渡会美帆「自分自身の音と出会う オリジナルサウンドロゴ作り」
“サウンドロゴ”とは、1フレーズの音やメロディで、企業や商品等を表現する音のロゴです。あなた自身を音で表すとしたらいったいどんな音(音楽)になるのでしょうか?生まれ育った環境や好きな事等をヒントにして、あなたを形作っている音を探してみましょう。

③丹羽崇元「未来の絵を描こう」
大きな白い紙に何でも好きな絵を描いて良いと言われたら、あなたは何を描きますか?
今回は、心の奥の「もう一人の自分」に出会う時間をつくります。静かに瞑想し自分の内面(過去と現在)に向き合い、その後自由な夢(未来)を描きます。子どもの頃、描きかけのまま止まってしまったお絵かきの時間が再び動き出します。当日は、いま描きたい未来の絵を自由に描いて下さい。※あ、必要なのは絵心ではなく真心なのでご安心を☆彡

④杉浦麻友美「自分のカラダが好きになる!~気持ちよくのびのび発見♬身体が喜ぶ使い方~」
「踊るのが好き」から広がっていった「身体の使い方」や「こころとからだのつながり」についての発見をみんなで試してオドロキのビフォーアフターを体験してもらいます!
知ったら知らない頃には戻れない知識の不思議さを体感してみてください。
そのあと、感じたことや疑問に思うことなどなんでもみんなで出し合いながら「自分の好きな感覚、モノ、思考」につなげていきます。

⑤河村洋子「あなたの「好き」の核心に迫る!」
皆さんの「好き」なことを再考して、展開していくためのモチベーションを高める時間をクリエイティブな仲間たちと過ごしてみなせんか?
今、スムーズに「好き」なことをやれている人も、「好き」がかたちにできていない人も、少し立ち止まって考えてみることで、さらに前進するエネルギーを得ることができるようなそんなことをしてみたいと思います。(手法名:Liberating Structures)

⑥hand in hand(北島順子 小櫛香穂)
「身近な食器を使って抹茶を点て、小さな世界で五感を刺激しましょう」
茶道の作法は考えず、フリースタイルで抹茶を体験していただきます。固定観念にとらわれず身近なポットやカフェボウルなどの食器を使って、自分のためにお抹茶を点てていただきます。身近な美を感じながら、季節の菓子を一緒に食べて、五感を刺激していただきます。

⑦小林成彦「地域(ローカル)を伝える〜藁(わら)で祭りの舞台づくり〜」
冬の山村で行う不思議な祭りや風習。その舞台を飾るのが藁で編んだしめ縄。今回は藁の縄作りをしながら、30分でどこまで祭りの舞台を表現できるか挑戦します。スマホで簡単にできる「タイムラプス撮影」をしながら、舞台が出来る様子を動画でも楽しんでみましょう。

⑧シズオカオーケストラ(井上泉・伊藤允彦・牧野美和)
「求む、イベントオーガナイザー!あなたにしかできない「グリーンドリンクス」を企画しよう。」
私たちが開催している「グリーンドリンクス静岡」は、お酒を片手に”静岡”を語らう場。まちのプロジェクト・防災・老舗・地形・タピオカ屋・石碑…テーマは何でもOKのゆるやかな集まりです。WSでは、皆さんにオーガナイザーとして、あなたのまちで開催するグリーンドリンクスを企画していただきます。テーマ・ゲスト・開催場所に至るまで、あなたの思いが詰まったイベントを生み出してください。お酒はありませんがご容赦を!

⑨橋本敬之「江戸時代の文字に挑戦」
江戸時代の文字は難しいと思っている方が多いと思います。気がつかないだけで、街のあちこちに江戸時代の文字を見ることがあります。私たちは、江戸時代の文字を読んで地域の歴史を伝える活動を行っています。

⑩関根淳子「好きな言葉を上演しよう ミニ朗読劇づくり」
好きな言葉は何ですか?あなたの心に残っている言葉を核に簡単な会話文(戯曲)を一緒に作って、交換して、ミニ朗読劇として上演します。あなたの好きな言葉はどんなふうに届いていくんでしょうか?会話文づくりはお手伝いしますから初心者大歓迎です。

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Filed under: ふじのくに文化情報フォーラム — admin @ 11:05 PM
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