獅子舞

獅子舞とは
獅子頭をかぶって舞う芸能で、一人立ち、二人立ちの二系統があります。二人立ちの獅子舞は、二人またはそれ以上の人が獅子頭と獅子幕の中に入って舞うもので、多人数の場合には百足獅子と呼ばれます。
団体一覧
「獅子舞」の団体については、下記よりご覧いただけます。
掛川の獅子舞かんからまち(かけがわのししまいかんからまち)
開催場所 | 掛川市下西郷 龍尾神社 |
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団体名 | かんからまち保存会 |
特徴 | 掛川市瓦町に伝承される「掛川の獅子舞かんからまち」は、一人立ちの3頭による獅子舞で、3年に一度、10月の龍尾神社の例大祭で神輿渡御の先導役を務め、花で飾った少女たちの花幌と獅子舞の行列の総称です。掛川大祭の三大余興の一つとして「仁藤の大獅子」「西町の大名行列」とともに演じられています。牡獅子と雌獅子の三頭による獅子舞は、東海道ではここがもっとも西に伝承されるものです。由来は、掛川城を築いた今川氏の重臣・朝比奈備中守が牛頭天王社(現在の龍尾神社)に獅子頭を供え、舞を奉納したのが始まりといわれています。舞は「三角舞」、「本舞」、「戻り三角舞」があり、笛・太鼓の囃子にあわせて演じられます。【県指定無形民俗文化財】 |
焼津神社の獅子木遣り(やいづじんじゃのししきやり)
開催場所 | 焼津市焼津 焼津神社 |
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団体名 | 焼津神社獅子遣り保存会 |
特徴 | 「焼津神社の獅子木遣り」は、焼津市焼津の焼津神社例大祭にて、神輿渡御の勇壮さから「荒祭り」と呼ばれ毎年8月13日に行われています。<獅子木遣り>は、この「荒祭り」で男輿、女輿2基の神輿渡御に先だって雌雄一対の獅子頭を青年が奉持し、獅子頭から延びる長い獅子幕を手古舞衣裳の少女たちが持ち木遣り唄を歌いながら市内を練り歩く百足獅子の一つです。この<木遣り唄>は、江戸時代に焼津港から江戸に材木を運ぶ時に歌われ、これが祭礼の中に取り入れられたと伝えます。【国の記録選択民俗文化財、県指定無形民俗文化財】 |