念仏踊

念仏踊とは
死者の霊を供養するために、念仏や和讚(わさん)を唱えながら太鼓や鉦を叩いて踊る、踊り念仏が芸能化したものです。
団体一覧
「念仏踊」の団体については、下記よりご覧いただけます。
滝沢の放歌踊(たきざわのほうかおどり)
開催場所 | 浜松市北区滝沢町 |
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団体名 | 滝沢放歌踊り保存会 |
特徴 | 「滝沢の放歌踊」は、浜松市北区滝沢町で毎年8月13~15日にわたって行われる盆行事です。8月13日夕刻、林慶寺で全集落の先祖に回向した後、頭役を先頭に幟(のぼり)、笛、切太鼓、双盤(鉦:かね)、供回りの総勢30人ほどの一行が初盆宅を回る。回向を頼まれた初盆宅では、前庭で双盤の音を合図に、蝶が舞うように切太鼓を打つ「大念仏」が始まり、これが終わると「放歌踊り」を披露します。衣裳は揃いの浴衣に手甲と脚絆を付け、鳥追い笠をかぶります。2人1組となって向かい合い、笛の音に合わせてブッキリと呼ぶ打ち方で太鼓を敲き踊ります。次第に動きが激しくなってきたところでオカメとヒョットコが登場し、ヒョットコは片面ずつ「神」「仏」と書いた大団扇を振りかざしながら庭を飛び回り笑わせます。この「滝沢の放歌踊」は愛知県新城市に伝えられる「放下踊り」が伝来したといわれています。【県指定無形民俗文化財】 |