神事

神事とは
神々の祭事。古くはジンジともいいました。神社の祭祀を中心とする神道儀礼の総称です。
団体一覧
「神事」の団体については、下記よりご覧いただけます。
一幡神社の御榊神事 (いちまんじんじゃのおさかきしんじ)
開催場所 | 牧之原市菅ヶ谷 一幡神社 |
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団体名 | 一幡神社の御榊神事保存会 |
特徴 | 「一幡神社のお榊神事」は、牧之原市菅ヶ谷の一幡神社に鎌倉時代以前から伝わる神事です。2月10日に近い金、土、日曜日に行なわれます。御榊神事は、菅ヶ谷地区に、二十八名(にじゅうはちみょう)と呼ばれる、昔から決められている28軒の家が持ち回りで主催者となり、その年の当番<本名>が、「御榊様」と呼ばれる榊の葉に包んだ御神体の餅を、自宅に設けた御仮屋の中で1年間お守りし豊作を祈願します。御神体である餅は、御仮屋の中で稲の霊力が増大され豊作をもたらすといわれています。御神体は、前年の<本名>宅で、神社の神田(おとうでん)でとれた餅米を搗き、これを新しい本名宅に運び、賽の目に細かく切ってから榊の葉に乗せ、竹の簀の子で巻いて作ります。【県指定無形民俗文化財】 |
桜ヶ池のお櫃納め(さくらがいけのおひつおさめ)
開催場所 | 御前崎市佐倉 池宮神社 |
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団体名 | 桜ヶ池のお櫃納め保存会 |
特徴 | 「桜ヶ池のお櫃納め」は、御前崎市佐倉の池宮神社の秋の彼岸行事です。神輿が御池東端の御旅所へ渡御すると、氏子青年の遊泳団員が強飯の入ったお櫃を泳ぎながら池の中央に運び、水面で回転させて一気に水中に押し込み池の底へ沈めます。このときお櫃が1つ沈む度に池の端の鐘が撞かれます。このお櫃は、数日後空になって浮かび上がってくれば池の底に潜む竜神に受納された証しとされ、願いがかなうといわれています。この竜神は、平安時代に皇円阿闍梨(こうえんあじゃり)が、弥勒菩薩の教えにより人々を悩みから救うため、龍に姿を変えて桜ヶ池に潜んだとされ、「お櫃納め」は、この皇円阿闍梨を供養するために始まったと伝えられています。【県指定無形民俗文化財】 |