2013 グランシップ賞
「shower of note」村上 知亜砂
展示:平成25年12月~26年2月
羊毛はセーターなどの衣類で馴染みが深い繊維ですが、目立たない重要なところにも多く使用されています。建築物の断熱材や、楽器ではピアノにも沢山のフェルト片が使用されています。舞台裏で活躍している地味な存在の羊毛をグランシップのショーウィンドウで華々しく披露しました。天井から吊り下げた羊毛は、まるで音楽が降り注いでくるかのようです。
[素材]羊毛
プロフィール

村上 知亜砂
ヘアサロンに生まれた私には,髪の毛は美しく神秘的で,子どもが触れてはいけないようなものでした。この経験から,繊維もまた美しく魅力的なものだと感じるようになり、主に羊毛を使ったインストレーションに取り組んでいます。牧羊場から直接仕入れた羊毛に加工を加え,それぞれの場所にふさわしい作品を生み出しています。大阪出身 北海道在住
<展示経歴等>
2010年 JRタワーアートボックス 優秀賞 札幌市
2011年 神戸ビエンナーレ アートインコンテナ国際コンペティション 奨励賞
2015年 19回フラッグアート展2008 in GIFU 岐阜市長賞
2016年 第22回真綿のビジュアルアート展 真綿のウェア部門賞
2017年 日露芸術文化交流フェスティバル サハリン州立美術館