第55回 富士市女流書作会
更新日時2020.03.16
世代や流派を超えて、書道芸術の普及・継承にチャレンジ
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展覧会では、チャリティー色紙展を開催。「書かれている言葉が素晴らしい」と人気を得ています。その収益金を富士市に寄付し、文化発展に貢献しています。
昭和後期に、県内に先駆けて富士市の女流書家のみで展覧会を開催。それをきっかけに、市書道連盟女性会員で書作会を発足し、展覧会を通じて書道芸術を広めていきました。その後、新進気鋭の書家を迎え入れて改組。世代や流派を超えて交流し合い、資質の向上に励んでいます。平成20年には、国際交流協会へ入会。毎年、「富士市国際交流フェア」で外国人や子どもたちに筆で書く楽しさを体験してもらうなど、活動の場も広がりを見せています。目指すところは、市内に留まらず多くの人たちに書道の素晴らしさを広めること。もちろん、若手の育成にも力を入れていく考えです。一筆に魂を込めながら、女流書家たちのチャレンジはこれからも続きます。