第34回 日本茶道塾
更新日時2016.12.10
文化としての「茶」を知り、学び、伝えていく。
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学ぶだけではなく、「伝え」「もてなせる」人材の育成を目標に、新点前や静岡オリジナル移動茶室など新しいスタイルの茶文化を創造・発表し続けています。
古くから茶の名産地として知られてきた静岡県。明治期の大開墾以降は海外への輸出も増え、静岡茶は世界に誇るブランドを確立しました。一方で、県民一人ひとりにとって「茶」はあまりにも身近な存在。そのものが「文化」であるという認識が薄いという課題もあります。そのため、あらためて深い歴史を認識し、誰もが茶文化を楽しめるよう時代に合わせた新しいかたちで発信していくことを重要な責務としています。活動内容は、講演会や冊子を通じた歴史文化の共有、文化財や国宝にふれながら質の高い茶文化を体感する機会の創出など、幅広く多彩。茶を楽しみつつ交流し、その魅力を次世代へと伝えられるよう様々な取り組みを進めています。